リハビリテーションセンター

ごあいさつ

リハビリテーションセンターの理念は「あふれる笑顔」です。
患者様に安心と信頼のリハビリテーションを提供し、笑顔になっていただきたいと考えています。
1日でも早く元の生活に戻れるよう医師、看護師、リハビリスタッフなどの多職種でチームとなり、患者様の状態や問題点について話し合い、在宅復帰・社会復帰に向けて適切なサポートを行います。
スタッフ一同、「あふれる笑顔」で誠心誠意努めてまいります。


当センターの特色


当院のリハビリテーションは入院リハビリテーション(急性期・回復期・療養)・外来リハビリテーションと、介護保険を利用した通所・訪問リハビリテーション(生活期)など広い領域で対応しています。
患者様の状態や生活に即したリハビリテーションを一人一人に合わせて行っています。

施設基準
心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
がん患者リハビリテーション料
回復期リハビリテーション病棟 入院料1
入院リハビリテーション
ご入院中の患者様には早い段階からリハビリテーションを開始し、廃用症候群の発生や進行を予防するとともに円滑に退院後の生活に移行できるよう進めていきます。 また、継続してリハビリテーションが必要な患者様には、回復期リハビリテーション病棟へ移動し集中的にリハビリテーションを行うことができます。 在宅復帰・社会復帰を患者様と目指してリハビリテーションを行っていきます。
回復期リハビリテーション病棟ページはこちら

外来リハビリテーション
退院後も継続的にリハビリテーションが必要な方や腰や膝などの痛みにより日常生活に支障をきたしている方に対し通院でのリハビリテーションを行っております。 また他院で手術をし、当院でリハビリテーションを希望する方も受け入れておりますのでご相談ください。

心臓リハビリテーション
2022年1月より心臓リハビリテーションを開始しました。
心臓リハビリテーションとは、心臓や末梢血管などを患う患者さんに対して、低下した体力の向上や生活の質を向上、再発予防などを目標としたプログラムです。心臓リハビリテーションを専門的に診療できる医師と、理学療法士や臨床検査技師、看護師、薬剤師、管理栄養士などの多職種で関わり、一人ひとりの体力に合わせて運動メニューや患者指導を行います。そのため、心臓や血管の手術後などで不安のある方でも、安心して運動療法を受けていただけます。
心臓リハビリテーション外来ページはこちら

通院での心臓リハビリテーションを希望される方

対象となる疾患

急性心筋梗塞

狭心症

慢性心不全

心臓術後

大血管疾患

末梢動脈疾患

径カテーテル大動脈弁置換術後


運動療法実施までの流れ
1.
受付

受付時間にご来院いただき、受付をしていただきます。

2.
診察

担当医師による診察を行います。

3.
初回の検査

【心肺運動負荷試験】
心電図の電極を貼り、顔にマスクを装着(呼気ガス分析)し、血圧を測定しながら自転車をこぎます。心電図や心拍数の変化、不整脈の出現、血圧変動他、連続呼気ガス分析装置によって得られたデータを解析し、運動耐容能(体力)および、効果的な運動の強さに基づいた運動処方を行います。

【体組成測定】
INBODYという専用の機器を用います。大きく分けて体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪を定量的に分析し、栄養状態に問題がないか、体がむくんでいないか、筋肉量がどの程度かなど、人体成分の過不足を評価することができます。

4.
初回検査結果の説明

心臓リハビリ担当医より、「どの程度の運動が望ましいか」「どの程度の体力なのか」「筋肉や体脂肪がどの程度なのか」などを検査結果に基づいての説明を行います。

5.
予約

運動療法を行うリハビリの予約をしていただきます。

6.
運動療法

10時30分までに受付を行い、リハビリ前診察を終えて、11時から運動療法を実施したします。

1.ウォーミングアップ
準備運動・ストレッチを行います。

2.有酸素運動
自転車エルゴメーターやトレッドミルを使用し、20~30分を目標に有酸素運動を行います。

3.筋力トレーニング
必要に合わせてマシンなどを用いて行います。

4.クールダウン
座って呼吸を整えながら、生理体操を行います。

7.
次回予約

次回のリハビリを予約し、予約票を受け取ります。

8.
会計

お会計をして終了です。

スタッフ教育と多職種連携
当院では、急性期の心不全や冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)の患者様の介入から、回復期リハビリテーション目的で転院された心臓血管手術後の患者様の介入、そして外来リハビリテーションの介入まで行っております。 そのため、心臓リハビリテーションチームに所属するリハスタッフ内でミーティングと勉強会を定期的に行い、患者様の情報共有やスキルアップを図っています。はじめて心臓リハビリテーションに携わるスタッフでも、心臓リハビリテーション指導士を有するスタッフがフォロー・指導を行いながら臨床業務に携わります。また、心臓リハビリテーションに関わる多職種で、カンファレンスを定期的に実施して情報共有を行っております。
通所リハビリテーション
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等のリハビリ専門スタッフによる、「機能の維持・回復訓練」や「日常生活動作訓練」などが、受けられるサービスです。各リハビリ担当者が利用者1人ひとりに合わせたメニューを考え、運動をしていただきます。

※ご希望の方は、リハビリセンターへ 048-663-2501 (代表電話)お気軽にご連絡ください。

訪問リハビリテーション
当院系列の訪問看護ステーションにて、訪問リハビリテーションを提供する事が可能です。一人ひとりの病状や生活スタイルにあったプログラムで理学療法士がご自宅に伺い、リハビリを行います。身体機能向上のためのリハビリ、福祉用具、住宅改修に関するアドバイス、言葉・飲み込みの訓練、生きがいや趣味づくりなどの社会サポートなども行います。

※ご希望の方は、訪問看護ステーション樹林へ 048-871-6915 (代表電話)お気軽にご連絡ください。

地域リハビリテーション
当院は県の事業の協力医療機関として、リハビリテーション専門職を地域の自治会やクラブへの派遣を行っています。
地域の皆様が自分らしく健康に生活できるよう、行政や包括支援センターと協力しながら取り組んでまいります。

活動状況はこちら


大宮中央総合病院 > リハビリテーションセンター