当院について
大宮中央総合病院は1954年の創立以来、患者様や地域の方々に支えられ、皆様とともに歩んでまいりました。
これまでのご支援ご協力に心より御礼申し上げます。
しかしながら、近年の感染症の拡大により、医療業界はさらに厳しい状況に置かれております。
そのような中でも、当院が掲げております、「高度な医療と良質なホスピタリティの提供」を今後も継続して実現できますよう、職員一同さらに努力を重ねて参る所存でおります。つきましては、引き続き皆様のご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
当院では、「地域で完結する医療」を目指しております。そのため、救急医療から急性期、回復期、慢性期まで幅広く対応しており、患者様のライフステージに寄り添った診察ができる環境が整っております。また、入院透析設備を兼ね備えているため、他科×透析の治療が可能であることも大きな特徴です。
また、高度急性期に対応するため、近隣の大学病院等と密に連携をとっており、迅速に対応できる体制を整えております。
新型コロナウイルス感染症の流行期においては、発熱外来の設置やPCR検査の実施に加え、陽性となった患者様の入院受け入れも行っております。特に、透析患者様がコロナウイルス感染症に罹患された場合、どの医療機関でも受け入れが比較的困難な状況が多い中、当院では積極的に受け入れを行って参りました。多様な機能を持つことにより地域の中核病院として、当院が担う役割は大きいものと考えております。
それに加え、当法人では地域包括ケアシステム構築の一環として令和5年1月には訪問看護ステーション、同年4月にはさいたま市岩槻区に看護小規模多機能型居宅介護が新規開設いたしました。今後は介護保険を利用して、患者様だけではなく、ご家族の皆様の退院後の生活支援を行えるよう、取り組んで参る所存でおります。
また、より高度な医療の提供を目指し、県内でも導入している病院が少ない、「高気圧酸素治療器」を導入しています。高気圧酸素療法によりさまざまな病態(脳梗塞・腸閉塞・損傷組織の創傷不全・突発性難聴等)に対して有効な治療となります。
最新の機器を活用しながら、「困ったら大宮中央総合病院に行こう」と思っていただける病院づくりをすることにより地域医療に貢献できるよう、努力して参ります。

医療法人ヘブロン会 大宮中央総合病院
理事長/院長 四宮 敏彦
- 質の高い医療の提供
- 安全性の追求
- 高度医療への対応
- 患者さまとご家族の満足の向上
- 患者さまとともに、患者さまにとって最善の医療の提供
- 癒しとやすらぎのある病院づくり
- 地域医療へ貢献
- 地域に開かれた病院づくり
- 医療連携の推進
- 良質な医療を担う人材の育成
私たちは、患者さまの権利を尊重し、基本理念に掲げた信頼とやすらぎ、そして安心な医療の提供を行います。
個人の尊厳が尊重される権利
- 誰もが、人格、価値観などを尊重され、医療を受けることができます。
- 良質で安全な医療を受ける権利
- 誰もが、どんな病気であれ、当院が提供できうる最善の医療を受けることができます。
情報を知る権利
- 検査結果、診療内容などを、分かりやすく十分に説明を受けることができます。 また、必要な場合、ご自身の診療記録などの情報の開示を求めることができます。
機密保持を得る権利
- 診療に関する個人情報やプライバシーが保護されます。
患者さまに最善の医療を提供するためには、患者さまと医療従事者が相互に尊重し、信頼関係に基づき協力しあうことが必要です。以下の事柄につきまして、ご理解とご協力をお願いします。
- ご自身の健康に関する情報をできるだけ正確にご提供ください。
- 容態に変化が生じた場合などは速やかにお伝えください。
- 疑問や不明に思われた場合、同意できない場合などは遠慮なくお申し出ください。
- お困りのことがあれば何なりとご相談ください。
- お気づきの点、改善した方が良いと思われる点など、ご意見をお寄せください。
- 病院内のルールや医療従事者からの注意事項をお守りのうえ、スムーズな診療にご協力ください。
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