透析シャント
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※緊急時の際、入院施設を兼ね備えている為、可能な限りご対応させていただきます。
※受診の際に診療情報提供書をお持ちください。
経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 346 |
末梢動静脈瘻造設術 | 38 |
カフ型緊急時ブラッドアクセス用留置カテーテル挿入 | 21 |
血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | 17 |
静脈形成術、吻合術 | 16 |
動脈形成術、吻合術 | 11 |
血管結紮術 | 11 |
創傷処理 | 7 |
上腕動脈表在化法 | 5 |
ステントグラフト内挿入 | 2 |
血管縫合術 | 1 |
皮膚、皮下腫瘍摘出術 | 1 |
シャントとは、静脈に動脈血が流れ込むように、動脈と静脈をつなげた血管のことをいいます。 透析治療では、機械で血液を引っ張るため豊富な血液が必要となります。そのため透析治療を開始する場合は、充分な血液量が確保できるようにシャント手術を行います。
バスキュラーアクセス(VA)とは、透析治療を行う際の患者さん側のアクセスルート、つまり血液を人体から脱血したり返血したりするための人体側の出入り口のことを指し、シャントもそのひとつです。シャント以外に以下の種類があります。
透析患者さんのバスキュラー・アクセスの中で最も多く、約90%が内シャントです。
動脈と静脈をつなげることで、動脈の血流がそのまま静脈に流れ、静脈が発達して太い血管になります。
人工血管は人工で作られた材質を一定の太さにした血管をいいます。
動脈と静脈を人工血管でつなげ、人工血管に針を刺して透析を行います。主に内シャントで血管の発達が見込めない、内シャント作成が困難な場合に選択されます。人工血管のため内シャントに比べると感染のリスクがあるため注意が必要です。
上腕の深部にある上腕動脈を皮下まで持ち上げる手術を動脈表在化手術といいます。透析のときは表在化された動脈に直接穿刺します。主に心機能が低下している(心臓病の既往がある)、内シャント、人工血管を作成するのが困難な患者さんに選択されます。
内頚静脈、鎖骨下静脈、大腿静脈のうちどれかにカテーテルを挿入しそこから透析を行います。穿刺による疼痛がなく感染や血栓閉塞等がなければ半永久的に使用することができます。内シャント、人工血管、動脈表在化の作成が困難な場合や、高齢者、穿刺が辛い、心機能が低下している患者さんに選択されます。 皮下にカテーテルが癒着されるため抜去のリスクや、挿入部の感染を食い止めることができる構造になっており、シャワーなどもそのまま当てることができます。
内頚静脈、鎖骨下静脈、大腿静脈に挿入し、そこから透析を行います。パーマネントカテーテルとは違い、一定期間使用することができ、シャントがない緊急透析時や、他のバスキュラー・アクセストラブル時(シャントが使えない場合)に用いられます。バスキュラー・アクセスを作成するまでのつなぎとして使用されます。
当院では様々なバスキュラーアクセスに対応しており、また手術や治療だけでなくその後のメンテナンス・アフターケアにも対応しております。
手術・治療だけでなく、良好なシャントを長く使用できるよう定期的にシャント検査を実施しております。
VAを熟知した検査技師が超音波検査を行う為、シャント血管特有の異常所見の早期発見が可能です。
検査、治療、その後のメンテナンスまで様々なトラブルに対応できるようトータルな透析医療体制を整えております。
受付時間 | 診察開始 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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第2・4週 橘 第1・3・5週 |
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※全て予約制の診察になります。
※月曜日・火曜日は脳神経内科ブース、木曜日・金曜日・土曜日は内科ブースにて診察を行います。
※上記以外でも、緊急トラブル時はご相談ください。
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