放射線課教育体制

新人教育プログラム

放射線課ではプリセプター制度を導入し、以下の教育プログラムに基づき新人研修を行っております。

  • 1年目
    社会人としての意識と自覚を持ち、診療放射線技師としての基礎を身につけることができる
  • 2年目
    診療放射線技師、組織の一員としての果たすべき役割を理解し、責任を持って業務を遂行できる
  • 3年目
    診療放射線技師として自立し職場の状況を勘案し、自分の果たすべき役割を実践できる
  • 4・5年目
    院内および課内の課題解決に取り組み、自ら進んで行動することができる
  • ～9年目
    広い視野で状況を把握し、リーダーシップを発揮できる
  • 10年目～
    放射線課内の状況・課題を把握し、主体的に行動できる
    上司の補佐、必要に応じて上司の代行を行なうことができる




年間スケジュール(新卒1年目モデル)

　
4月～5月

①社会人としての基本的な態度と行動、言動を理解できる
②施設内の構造を理解できる
③放射線課業務のルールを理解できる
④院内スタッフ、患者との円滑なコミュニケ－ションがとれる
⑤電子カルテ操作を習得できる
⑥トラブル発生時の対応、報告の方法を学ぶことができる

【業務内容】
受付業務
一般撮影全般
ポータブル撮影
骨密度測定

　
6月～8月

①助言を受けながら自分の力で基本的な撮影ができる
②日常業務の流れを理解し行動することができる
③放射線撮影時における医療安全を理解できる
④トラブル発生時に上司に適切な報告ができる

【業務内容】
OPE
DR（ERCP,PTGBDなど)
MMG(女性のみ)

　
9月～10月

①自分の力で考えながら患者の状況に合わせて撮影、検査が出来る
②日常業務の中で優先順位を考え、行動することが出来る
③CT画像、MRI画像の基本的な解剖の理解ができる
④周囲の状況を把握し他スタッフの業務のサポートが出来る

【業務内容】
CT
MRI
WS（３D)

　
10月～11月

①当直業務に入るため、各モダリティの検査を適切に行なうことができる
②救急の現場において一般撮影、CT撮影、MRI撮影業務ができる
③病変部を理解し検査目的に合った検査を行なうことができる
④造影剤の危険性等を理解し安全に使用することができる
⑤救急撮影業務における医療安全を理解することができる
⑥トラブル発生時に適切に対応行動できる

【業務内容】
CT
MRI
WS（３D)

　
12月～1月

①各モダリティにおける検査を一人で行なうことができる
②検査目的を把握し適切な撮影を行なうことができる

【業務内容】
当直業務開始

　
2月～3月

①自分の与えられた業務をこなし、周囲の状況を判断し他業務のサポートができる
②業務の優先順位を考え効率的に行動できる

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