腎臓内科
腎臓内科では、健康診断での採血で腎機能の異常や尿検査で異常を指摘されるなど、急性期から慢性期まで幅広く診療を行っております。また、総合病院のメリットである他科診療科との連携も緊密に行い、多くの疾患に対応可能です。 腎疾患は慢性疾患であることが多いですが、当腎臓内科の方針として病気の進行を生活習慣の改善指導や内服薬などで遅らせ、透析になるべく移行しないよう最適な腎不全医療を提供してくことを目標としております。
尿量の減少・泡立ち、血尿、短期間での体重の急増、アンモニア臭(歯を磨いてるのに口臭がきつい)、貧血、血圧が高くなった、足のむくみ、全身のかゆみ、食欲低下等
何かしらの原因で生じる急性腎不全や糖尿病から合併する糖尿病性腎症、高血圧による腎硬化症、たんぱく尿、脂質異常症が特徴のネフローゼ症候群、細菌やウイルスから稀に合併するIgA腎症、その他膠原病由来の腎疾患などさまざまな疾患に対応しております。
腎臓は尿をつくる臓器で、生きる上で重要な臓器です。尿は体内で産生された毒素や余分な水分など体に不要な物質を排出します。
例えば、私たちが大量に塩分や水分を摂取したとしても血圧や翌日の体重計の数値はほとんど変わらないでしょう。それは腎臓で余分な塩分や水分を尿として排出しているからです。逆に飲水量が少ないと尿量も少なくなります。このように腎臓では体がちょうどいいと感じるよう常に塩分や水分の調整を行っています。そのほかにも造血ホルモンの産生やカルシウムの調整などの様々なはたらきをしています。
腎臓の機能が低下した状態を腎不全といい、急性腎不全と慢性腎不全があります。
代表的な症状でいえば尿を作ることができなくなります。つまり、体内で産生された毒素や余分な水分が尿として排出しづらい、もしくは排出されなくなることで、体内に毒素や水分が溜まってしまい、尿毒症や心不全、肺水腫などさまざまな合併症を引き起こします。そのほか腎不全の代表的な症状として貧血や高血圧などもあり、併発するとさらに全身状態が悪化します。
腎機能は採血、尿検査、画像検査などで評価します。
(採血)
血清Cre(クレアチニン)値、eGFRで評価します。
〈血清Cre〉
筋肉で作られた老廃物の一つで腎臓で排出されるため、Cre値の増加は腎機能が低下していることを意味します。
〈eGFR〉、
推定糸球体濾過量のことで腎臓の糸球体という場所で1分間にどれだけ尿を作れるかを表しており腎機能が低下すると数値も下がります。
(尿検査)
〈たんぱく尿〉
尿中にたんぱく質が含まれている状態で、腎臓に障害があることを意味します。
疾患例)ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、糸球体腎炎など
〈血尿〉
尿中に血液が混じっている状態で、腎臓だけでなく尿管、膀胱、尿道からの出血も疑います。
※女性の場合は月経中でも陽性になることがあります。
疾患例)腎盂腎炎、尿路結石、膀胱癌など
〈尿糖〉
尿中に糖分が混じっている状態で血糖値がある一定以上になると尿糖として検出されます。糖尿病を疑い、血糖値測定やHbA1cなど採血で確認します。
(画像検査)
CTやエコーで検査します。
〈CT〉腎臓の萎縮や尿管の閉塞、膀胱の状態を確認。
〈エコー〉腎臓、膀胱、前立腺(男性)の状態を確認。
※膀胱の状態は尿を溜めた状態で撮影します。
受付時間 | 診察開始 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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受付時間15:30まで (透析) |
氏名 橘 翔平
出身 昭和大学病院 腎臓内科医局
職名 腎臓内科部長/透析センター長
保有資格
総合内科専門医/認定内科医、透析専門医/指導医、腎臓専門医/指導医、VA血管内治療認定医
専門分野
透析医療全般
所属学会
日本内科学会、日本透析医学会、日本腎臓学会、透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会
透析医療が必要な患者様がより良い治療が受けられるようお力添えができれば幸いです。
内科治療から、Vascular Access(VA)の治療まで、腎不全の治療のご相談お待ちしております。
氏名 森川 友喜
職名 昭和大学病院 腎臓内科 助教
所属学会・保有資格
日本内科学会認定内科医、日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医
氏名 林 純一
職名 昭和大学病院 腎臓内科 助教
所属学会・保有資格
日本内科学会認定内科医、日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医
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