看護部

理念・方針

時代のニーズに即した保健・医療・福祉サービスの提供ができる看護職としての自覚・誇りを持つことが重要です。看護職として地域社会へ貢献するために、地域包括ケアシステムの実現に向けた役割を担い、患者・家族の満足を目指すための看護サービスを提供できる看護部を目指していきます。特に、急性期から慢性期・リハビリ医療における知識・技術の習得だけではなく、認知症ケア・栄養管理・退院支援などを重点にした体制が必要になります。今後、病院の事業拡大に向けて介護界にも参画できるような人材育成と確保も目指していきます。

副院長/看護部長 工藤 潤

看護部長紹介

副院長/看護部長 工藤 潤

認定看護管理者。1990 年看護師免許取得後、2000 年に看護部長就任。グループ病院のため異動により3病院で看護部長に就任。2020年退職し現在に至る。病院機能評価受審に向けたセミナーの講師やマネジメントの講演や執筆多数。

特集記事(出典元 Nursing BUSINESS(ナーシングビジネス)2021年4月号)
看護部長歴20年のはじまり きっかけは飲食店の経営 – 看護管理サポート (medica.co.jp)

執筆

  • たとえ話でわかる看護師長の実務病棟経営―イメージで理解
  • 看護部のケアプロセス 理解して実践
  • 看護師長のための病棟経営超入門―経営・財務指標の見方・使い方
  • 看護管理者のための診療報酬の読み方・活かし方 2022年度改定対応: 加算・算定要件を・知れば病棟収益がアップする!

看護部方針

  • 安全、安心なサービスと療養環境の提供をする
  • 高齢社会を支えるための医療・福祉・保健の連携をする
  • チーム医療を実現するために協働する
  • 個々の人権と尊厳を尊重した意思決定の支援をする
  • 専門職としての自覚と自己研鑽に努める
  • 地域の健康増進に向けた取り組みを実施する
  • 健全な経営と法令遵守に努める

看護単位

●東2階病棟(一般病棟)37床
 一般内科系、消化器内科の混合病棟
●西2病棟(一般病棟)46床
 一般病棟、急性期患者の回復期等の病棟
●東3階病棟(コロナ病棟)17床
 中等症のコロナ患者を受入ている病棟
●西3階病棟(医療療養型病棟)41床
 医療の必要度が高く入院の継続が必要な慢性期の患者を対象とした病棟
●東4階病棟(一般病棟)33床
 消化器外科、形成外科、整形外科、循環器内科系の混合病棟
●西4階病棟(回復期リハビリテーション病棟)47床
 脳血管疾患や対象疾患である骨折治療後のリハビリテーションを中心とした病棟
●手術室
 外科、整形外科、形成外科、眼科などの手術を実施
●透析室
 院内の入院患者対象とした透析センターと外来患者を中心とした別館の透析センター
●外来
 一般外来、救急外来の他、内視鏡や放射線(心臓カテーテル)等
●退院支援課
 病院の組織に属するが退院支援専従看護師の配置、入院支援等

教育目的

専門職として、確かな技術を身につけ、安心・安全な看護を提供できる人材の育成

教育目標

1.基本的な知識・技術・態度を養う。
2.多様化する医療に対応できる看護師を育成する。
3.専門職としての自覚を持ち、自己研鑽ができる看護師を育成する。
4.顧客に寄り添え、安心・安全な医療・看護サービスが実践できる看護師を育成する。
5.医療チームの中で協働・連携を図り、専門職としての役割が発揮できる看護師を育成する。
6.人権と尊厳を尊重した意思決定の支援ができる看護師を育成する。
7.組織発展のため、看護職を指導できる管理者を育成する。

教育体制

新人看護職員ローテーション研修
 厚生労働省の新人看護職員到達目標における技術的側面を基本として、各部署にて技術チェックリストを活用しながら、看護の基本技術を身に着けその後に部署への配属となります。
 その際に、院内における急性期から慢性期・リハビリ等特殊な部署までをローテーションで経験し、病棟以外の機能もすべて経験してから自分の配属先を見つけることができます。

クリニカルラダー
 クリニカルラダーは、看護師が倫理的な思考や看護技術をニーズに応じた看護を実践する能力として、5つの習熟段階で構成された教育プログラムです。

Specialist

クリニカルラダーによるジェネラリストとしての育成の他、スペシャリストとして専門・認定看護師、特定行為研修など専門性の高い看護師の育成に向けて、病院としての支援を受けることができます。

Management

より高い看護管理能力を高めるために、認定看護管理者教育の受講が多くされています。日常的に経営力を高めていく他、リーダーシップを高め意思決定力の高い管理者を育成します。