形成外科

形成外科について

診療内容

形成外科とは、頭部・四肢・体幹部といった全身の体表に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、様々な手法や技術を用いて治療する外科系の専門領域です。機能の回復だけでなく、整容面(見た目)の改善を得ることで、皆様の生活の質” Quality of Life”の向上に貢献します。
対象疾患も外傷や腫瘍、先天異常など多岐に渡ります。具体的には、顔や手の外傷、皮膚腫瘍、瘢痕・ケロイド、眼瞼(下垂や内反、外反症)、難治性皮膚潰瘍(虚血肢、褥瘡)等の治療を行なっています。
2022年8月より自治医科大学附属さいたま医療センター形成外科の関連施設となり、常勤医1名、非常勤医1名体制で診療を開始致しました。「顔のほくろを取りたい」、「昔の手術痕が気になる」、「瞼が開きづらくて見にくい」、「カッターナイフで手を切ってしまった」など、下記疾患にお心当たりのある方は受付時間内に来院いただければ、予約や紹介状がなくても診察可能です。
患者様の症状、状態により日帰り手術、入院手術いずれも対応できますので外来受診の上、随時ご相談ください。当院での手術が困難な場合や複雑な処置・手術が必要となる場合には自治医科大学さいたま医療センターと連携し治療を行っていきます。

症状・疾患

体表部の挫創/切創/咬創、熱傷、顔面骨骨折、手外傷(骨折、腱・血管・神経損傷など)、良性腫瘍:(粉瘤、脂肪腫、母斑、血管腫など)、悪性腫瘍:(基底細胞癌、有棘細胞癌など)、瘢痕ケロイド(傷あと)、眼瞼(眼瞼下垂症・睫毛内反症・下眼瞼外反症など)、難治性皮膚潰瘍(褥瘡(床ずれ)重症下肢虚血・糖尿病性潰瘍、糖尿病性壊疽など)、爪甲変形(巻き爪、陥入爪など)

診察時間
受付時間 診察開始
8:00~11:30 9:00 得能 得能
※①
得能 桒原 得能
※②
12:00~16:30 14:00 得能 (褥瘡回診) 渡邉
川上
※③
(手術)

※月曜日午後は局所麻酔手術も同時に行う可能性がございますので、待ち時間が発生する場合がございます。
※①水曜日の午前は第1・第3・第5週のみ外来診療を行います。
※②土曜日は第2・4週のみ外来診療を行います。
※③木曜日第1・3週は渡邉医師の外来診療、第2・4週は川上医師の外来診療を行います。第5週目につきましては、渡邉医師・川上医師のどちらかが担当となります。

医師紹介

氏名 得能 香菜
   (自治医科大学さいたま医療センター 形成外科医局)

職名 形成外科部長

保有資格
日本形成外科学会専門医

所属学会
日本形成外科学会、日本皮膚科学会、日本創傷外科学会、日本臨床皮膚外科学会、日本高気圧環境・潜水医学会

専門分野
形成外科一般、眼瞼、外傷

ご挨拶

2020年8月、形成外科部長に就任いたしました、得能 香菜です。
これまでは、主に大学病院で形成外科一般診療、外傷(顔面、手など)、リンパ管外科、悪性腫瘍切除後再建手術に携わってまいりました。当院においても、皮膚腫瘍や外傷、難治性潰瘍といった形成外科疾患の外来および入院での治療に尽力していきたいと考えております。「より目立たない、きれいなキズ」を目指し、できるだけ患者様のご意向に沿えるような地長を行っておりますので、よろしくお願いいたします。

非常勤医師

氏名 桒原 征宏

職名 自治医科大学附属さいたま医療センター形成外科 講師

保有資格
医学博士、日本形成外科学会専門医・指導医、日本創傷外科学会専門医、日本形成外科学会再建マイクロサージャリー分野指導医、日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建用エクスパンダー・インプラント実施医師、臨床研修指導医、身体障害者福祉法第15条指定、難病指定医

専門分野
形成外科一般、眼瞼、リンパ浮腫、マイクロサージャリー、外傷

氏名 渡邉 晶子

職名 自治医科大学さいたま医療センター 形成外科 臨床助教

氏名 川上 沙織

職名 自治医科大学さいたま医療センター 形成外科 臨床助教

保有資格
日本形成外科学会専門医

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