撮影装置一覧

一般撮影装置とは
X線を使用する最も一般的な検査に用いる装置です。X線を人体に照射し、各組織を透過したX線量の違いを画像として表示します。肺や腹部の状態、骨折の有無などの観察に用いられます。
当院では2020年3月より新たにFPD(フラットパネルディテクター)装置が導入され、画像を読み取る時間が大幅に短縮され撮影後すぐに画像化することが可能になった上、 以前よりも被ばくが少なくより鮮明で高画質な画像が提供できるようになりました。
CT(Computed Tomography)装置
X線を照射する管球とX線検出器が身体の周りを回転しながらデータを集め、そのデータを再構成することで画像に置き換える装置です。
当院では2022年1月より最新機種を導入致しました。

新機能 SEMAR 搭載
金属アーチファクト成分のみを効果的に除去できます。特に整形領域において脊椎固定ボルト、人工骨などのアーチファクト低減効果が得られます。手術支援等様々な診療を支えます。
MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置
X線を使用せず磁場と電波で身体の断面を画像化する医療診断装置です。人体の軟部組織や病変部とのコントラストを明瞭描出することや造影剤を用いずに頭頚部や下肢などの血管を描出することができます。当院では2022年12月より最新機種を導入しました。
これにより以前よりも同等レベルの画質を維持しながら撮影時間の短縮、撮影騒音の低減などが可能となり患者様への負担軽減が可能となりました。

新機能 AiCE 搭載
低SNR画像から高SNR画像を作成するように設計段階で学習させたニューラルネットワークを用いることで、画像の滑らかさと自然な鮮鋭さとを両立させた画像を得ることができます。高いノイズ低減効果により、撮像時間の短縮と画質の向上を実現します。
骨密度装置
骨のもととなっているカルシウムなどのミネラル成分が、骨にどのくらい詰まっているかを測定する装置です。骨密度とは単位面積あたりの骨量のことで、骨の強さを表す指標です。骨密度が高いほど骨に隙間がなく、丈夫ということになります。その密度を調べる方法が、骨密度検査です。若い世代(20~44歳)の平均骨密度を100%として比較し、現在の骨密度が何%かを測定します。
エネルギーの低い2種類のX線を使い計測します。放射線量が少なく安心です。全身のほとんどの骨を測ることができますが、腰の骨(腰椎)と足の付け根(大腿骨近位部)の骨密度を正確に計測して表します。骨折を起こしやすい腰と足の付け根の骨の2ヶ所を測定をして、精密な診断に繋げていきます。
マンモグラフィー装置
乳房専門のX線撮影装置です。乳房は柔らかい組織でできているので専用の装置を使用します。当院の装置は、直接変換方式FPD(フラットパネルディテクタ)の搭載されている装置です。撮影後10秒ほどで画像を確認することができ、スムーズに撮影を行えます。マンモグラフィの撮影は女性技師が行っています。日本乳がん検診精度管理中央機構の認定する 『マンモグラフィ検診 施設・画像認定』を取得しています。
血管造影検査装置
カテーテルから造影剤を注入して目的部位の血管を描出することができる装置です。血管にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、カテーテルを目的部位の近くまで進めることにより、詳細な血管像を得ることが可能となります。また、カテーテルを血管内に挿入する際には、皮膚への小さな切開で済むため、外科的手術のように皮膚を大きく切開する場合に比べて、身体への負担も少なく済ませることができます。

【使用例】
PTA(経皮的血管形成術)
X線TV装置
胸やお腹の写真を撮るときのようにX線画像フィルム上に静止画として捉えるのではなく、動画像としてリアルタイムに身体内部の状況を捉え、TV画像上で観察透視できる装置です。 造影剤というX線に写る薬剤を臓器や血管内に注入し、これらが造影される様子を確認しながら撮影することも可能です。また、この透視をしながら内視鏡などを用いて観察、治療を行っています。

【使用例】
上部消化管造影検査(食道・胃・十二指腸造影検査)
下部消化管造影検査(注腸検査)
内視鏡、超音波併用による胆嚢・胆管・膵管造影
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
PTGBD(経皮経肝胆嚢ドレナージ)
整復術
VF(嚥下造影)
X線ポータブル撮影装置
レントゲン撮影室まで移動することができない患者様の為に、装置自体が患者様のところまで移動して撮影することができる装置です。例えば、容体がとても悪い病室の患者様や救急の患者様の撮影や、手術中の患者様の撮影に使用されます。
病棟に入院している患者様の中には検査室への移動が困難な患者様もいます。
そのような患者様の検査を行う場合、移動式のX線撮影装置をベッドサイドに移動し検査を行います。
なお撮影された画像はFPD(フラットパネルディテクター)を用いたDRシステムを主に使用しています。FPDではCRに比較し被ばく低減が図れ、以前よりも少ない被ばく線量で検査を行うことが可能になりました。また、撮影後の画像表示までの時間も短く、検査時間も短縮することができました。

【使用例】
病棟ポータブル撮影
術後ポータブル撮影
外科用イメージ装置
手術をサポートするために、様々な角度からX線透視画像を見ることができる小型の移動式装置です。主に整形外科の手術に使用され、術中の固定位置が透視画像で確認できることから骨折部の整復や手術の手技等この装置で透視画像を見ながら細かい調整をします。Cアーム構造により、任意の方向から透視が可能で、医師を大きくサポートしています。 手術室内専用の装置でX線TV装置を小型化したものです。

【使用例】
OPE(整形領域)

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