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年間45,000 件の画像を管理し、年間12,000 件の診断レポートを配信しています。
昨年、医用画像診断支援システムを導入、医用画像・診断レポートをデジタル保管し、
院内各端末へ配信、結果、検査、撮影、待ち時間が低減しました。
画像診断は24 時間救急体制対応しております。
★2012年 最新鋭の機種が複数導入されました。
放射線科の検査室は大きな撮影機器に囲まれ、閉塞感のある部屋の印象を持たれている方がいらっしゃいます。
当院の放射線科の各撮影室では、花や風景の写真を壁紙に用い、患者様が少しでもリラックスできますよう工夫しております。
私たちは医療現場における放射線の専門家です。診療放射線技師が正式名称です。人体に放射線を照射できるのは医師と私たちです。
下記に紹介する機器を用いて様々な方面から患者様の病気と日々対峙しています。
当院では2007年の病棟の改築に伴い、MRI・CT等、最新鋭機種を導入しました。
★2012年 最新鋭の機種が複数導入されました。
CTスキャン装置を最新型の東芝 CT Scan Aquilion CXLに新調いたしました。
この装置は、瞬時に細かく128断面(スライス)が同時に撮影できる世界最高水準のマルチスライス技術を搭載していますので、撮影時間の大幅な短縮が可能になり、最高レベルの検査が行えます。胸部疾患や腹部臓器疾患の検査に絶大な効果が得られ、最小スライス厚0.5㎜の高精度な画像は検査後の治療計画から治癒まで幅広く役立てます。
また、低被爆・低侵襲を実現し安全面にも配慮させた、患者さまに負担の少ないやさしい検査となっております。
Fujifilm Degital Mammography System AMULET
デジタルマンモグラフィはアナログフィルム画像に比べ、ほぼリアルタイムで画像を確認できるため撮影時間・待ち時間が大幅に短縮でき、また画像データはサーバーに保管されるので過去に撮影した画像と比較することが、短時間で可能となりました。従来のマンモグラフィでは描出の難しかった、50歳以下の若い女性に多く見られる乳腺が高密度な場合も適正な濃度で画像表示がされ、乳がんの発見率が高いといわれています。
今回導入した富士フィルム社のデジタルマンモグラフィシステム「AMULET」は最新技術を駆使したフラットパネルを搭載し、世界最小の画素サイズ(50μm)を実現したため、乳腺内がより見やすくなり、病変部(腫瘤・石灰化)をより詳細に描出し、小さなしこり、しこりになる前の石灰化を伴う早期がんを見つけることができます。高画質・低線量化(被ばく量も低減しています)により、患者様には快適な撮影環境となっております。
また、乳がん検診受診者の急増により、乳がんの早期発見と検出率向上に寄与するためコンピュータ乳がん検出システム、デジタルマンモグラフィCAD(Computer-aided-detection)MV-SR657EGも併せて導入しました。
女性が自分らしく、美しくあるための健康をお守り(AMULET)できますよう、乳がんの早期発見に努めて参ります。
※撮影は女性マンモ認定技師が担当いたします。
50歳以上の女性の3人に1人は骨粗しょう症患者と言われています。背が縮んだ、腰が曲がってきた、腰が痛いなど、最近そのような症状を感じる人は、もしかすると骨粗しょう症が原因かもしれません。気軽に医師にご相談ください。早めの検査で、自分の骨の状態をしっかりと検査把握して、しっかりと予防に努めましょう。
当院では、骨粗しょう症の早期診断治療のために体に負担の少ない、最新鋭の検査測定機器PRODIGY Fuga-Cを導入いたしました。この測定機器は、骨折リスクの高い腰椎正面、大腿骨などの検査に対応した装置です。一つの部位に、最速で30秒連続測定ワンスキャン機能で、5分以内に検査が可能。痛みもなく、患者さまの負担が少ないです。X線による被ばくも胸部レントゲン撮影の6分の1という安全性と安心を実現しました。
検査結果をもとに数値化し、グラフで表示します。2016/07導入