TOP > 透析センター
当院透析センターは2010年8月に開設し、地域医療の担い手として患者さんに貢献できるよう日々精進し努めてまいります。
透析療法は医師、看護師、臨床工学技士をはじめ、患者さん自身とご家族様の連携により成り立ち、私達はチーム一丸となり患者さんに寄り添って最善の医療を尽くしたいと考えております。
現在当院では多人数用患者監視装置48台、個人用患者監視装置2台の計50台を設置し外来透析、入院透析を行っています。
腎臓の機能が低下した患者さんに対し、腎臓の一部の機能を機械によって代行する治療法です。
当院ではオンライン血液透析濾過(OHDF)を中心に、血液透析(HD)、限外濾過(ECUM)、間歇補液療法(I-HDF)を行っており、患者さんに合わせて選択し治療にあたっております。
その他、各種自己免疫疾患に対する単純血漿交換(PE)、二重濾過血漿交換(DFPP)、閉塞性動脈硬化症に対するLDL吸着、敗血症に対するエンドトキシン吸着、消化器疾患(クローン病、腫瘍性大腸炎、肝不全など)に対するGCAP、CARTなどにも積極的に治療しております。
2016年10月にVAセンター開設となり、新規シャント造設はもちろんシャントトラブルなど多くの症例に対応しております。
透析を行うにあたりVAが必要となり、緊急時以外の場合事前に準備が必要となります。
一般的なVAとは動脈と静脈を吻合して静脈に動脈血を流すシャント化血管、その他に人工血管を用いたシャント、心機能が低下またはシャント作製が困難な場合には動脈表在化や長期留置カテーテルの挿入を行います。
更に緊急で透析が必要となった際には短期留置カテーテルを挿入し透析を行い、その後シャント造設が行われる場合もあります。
当院では定期的な検査を行い、VAトラブルを早期発見できるよう対応しております。