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健康増進課 訪問看護ステーション「わかば」


透析センター全景

透析室風景

透析センターについて

当院透析センターは平成22年8月に開設しました。総合病院の透析センターとして地域医療の担い手として、地域の患者さんに貢献できるよう日々精進し努めてまいります。
透析医療が日本で始められてから、およそ50年が経過しました。1970年頃の当時は、透析患者さんを1年間維持することさえも大変な努力が必要でした。透析に導入される患者さんは、余命1年あるいは2年程度というのが現状でした。しかし、透析医療は急速に進歩し、患者さんの生命予後は、いまや、正常腎機能者の70%以上にまでなりました。
透析歴20年以上の患者さんは全国に13,000人、40年以上の透析歴をもつ患者さんが240人もいる時代へとなりました。
透析療法は、開始当初から、医師・看護師・臨床工学技士、そして何より患者さん自身とご家族様の連携により成り立ってきました。最近は、薬剤師・放射線技師・臨床検査技師・栄養士・ソーシャルワーカー・クラーク、さらには介護士・ケアマネージャー・訪問看護師なども加わったチーム医療へと変貌してきています。これらの変貌はチーム医療の大切さであると思われます。
私達、大宮中央総合病院透析センターはチーム一丸となり、患者さんに寄り添って、最善の医療を尽くしたいと考えております。

左 透析センター部長兼副院長 四宮 敏彦
右 透析センター センター長 水澤 亮


CKDって?

腎臓の悪い患者さんが、専門医や医療スタッフの説明からCKDステージいくつだから食事管理やら水分管理などと細かい説明を受けているかと思います。果たしてこれらは何を意味するのでしょうか?CKDとは、Chronic Kidney Diseaseの略で、日本語では「慢性腎臓病」と訳されています。
2002年に米国腎臓財団(NKF)が慢性腎臓病(CKD)の概念を提唱してから、15年を迎えます。日本腎臓病学会では、2008年から全国的な啓蒙活動を行っています。
※CKDの定義
① 尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか
特に0.15g/gCr以上の蛋白尿(30mg/gCr以上のアルブミン尿)の存在が重要
② 糸球体濾過率(GFR)<60mL/分/1.73㎡
① 、②のいずれか、または両方が3カ月以上持続する
とされています。
細かい管理などを必要とするのは、慢性腎不全末期から透析に導入されるころには、動脈硬化などが進行し、心血管合併症が多くなると言われております。腎機能が低下すると心機能も低下し心臓にも影響を及ぼしてしまうので、食事や水分管理などが必要となります。当院は、総合病院としてこれらの合併症などを他科の先生方と協力して患者さん個々にあった治療を提供します。

VA(バスキュラーアクセス)って?

透析は、すぐに受けられる訳ではありません(緊急時を除いて)。準備しなければならないことがあります。透析を行うにはバスキュラーアクセスが必要です。動脈と静脈を吻合して、静脈に動脈血を流すもので、作成できる場所は、母指球付近のタバチエール窩、手首、肘部などです。どうしても上肢に作成できない場合には、大腿動静脈を利用することもあります。静脈がどうしてもみつからない場合には、人工血管を用いる場合もあります。さらに、長期留置カテーテルを外頸静脈に挿入し、皮下を這わせて前胸部に出口を設ける場合もあります。
さらに緊急透析導入の場合には、外頸静脈、鎖骨下静脈、大腿静脈にダブルルーメンやトリプルルーメンカテーテルを挿入して行うこともありますが、通常は1週間程度で入れ替える必要があります。
当院ではこのような透析準備としてのバスキュラーアクセスの新設やすでに透析を受けられているバスキュラーアクセスのトラブルなどを迅速に対応できるようにVAセンターを設けています。
VAセンターは、当院常勤医師と自治医科大学さいたま医療センター心臓血管外科の医師と迅速に対応できるよう努めております。

血液透析って?

腎臓の機能は、糸球体での濾過、尿細管における再吸収や分泌など物質輸送でありますが、それらはさまざまなホルモンの合成や活性化などを介して行われています。
なんらかの原因で腎臓の機能が低下し、薬剤などによってもその機能を補うことができずに生体の恒常性を維持することが困難になると血液透析が必要となります。
血液透析とは、膜分離や吸着を利用して血液中の病因関連物質の除去や血液成分の調整を行う血液浄化法の1つであります。現在、腎不全治療に用いられている血液浄化療法にはさまざまな方法があり、血液透析のほかに血液濾過、この2つの特徴を組み合わせた血液透析濾過、オンライン血液透析濾過、腹膜透析、血漿交換法などが用いられています。
当センターでは、オンライン血液透析濾過を中心に行っております。
その他、各種自己免疫疾患などに対するPE(単純血漿交換療法)、DFPP(二重濾過血漿交換法)、LDL吸着療法、消化器疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、肝不全など)に対するLCAP、GCAP療法、CART療法なども積極的に治療しております。

MA03

MA0301

CHD・CHDF

L-CAP

MA03
LDL吸着(左)とPE(単純血漿交換)(右)

 

VA(バスキュラーアクセス)センター開設

平成28年10月より当院にてVAセンター開設となりました。改めて地域の先生方や患者さんにご報告させていただきます。新規シャント造設はもちろん、シャントトラブルなど診療させていただきたいと思います。近年、アクセストラブルが非常に多く、少しでも長くシャントが使えて、患者さんが快適に透析を受けられるように精一杯頑張らせていただきたいと思います。当センターは手術だけでなく、PTA(経皮的血管拡張術)カテーテルなども積極的に行っておりますので。尚、自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科の医師が当院にて外来診療をしておりますので、来院前にご連絡をいただけると幸いでございます。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
VAセンター センター長 四宮 敏彦

※連携施設
  自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科
  
・准教授 松本 春信 医師
  ・医局長・准教授 由利 康一 医師
  ・准教授 木村直行 医師
  ※由利先生、木村先生は当院外来にて、診察を行っております。

 

シャント(VA)外来24時間対応のお知らせ

大宮中央総合病院VAセンターでは、シャントトラブルに対し、11月から24時間体制でで取り組んでまいります。透析患者さんのシャントトラブルでお困りの方は、迷わずご相談ください。VAセンターの医師及びスタッフが自治医大附属さいたま医療センター心臓血管外科と連携して迅速に対応させていただきます。
連絡先
平日(8時30分~19時00分)までは、
TEL 048-663-2506 大宮中央総合病院透析室 四宮(VAセンター長)まで

平日19時以降、緊急時は 
TEL 070-6938-1286 VAセンター管理責任者 までお問い合わせください。
メールアドレス 55058625190@y-mobile.ne.jp

 

患者様入室時間

 

外来透析 午前8:00~
入院透析 午前9:00~

 

血液透析センターに関するお問い合わせ先

所在地:南病棟5階
電話番号(直通):048-666-7520 FAX番号:048-663-2506
E-mail  touseki@ocgh.jp

合併症の予防から治療まで、高い専門性で総合的にサポート

 透析を受けている方は、一般の方に比べて全身の動脈硬化や免疫低下など、病気になるリスクを数多く持っています。患者さまの合併症をいち早く治療するために定期的に様々な検査やカウンセリング(栄養相談等)、治療を行います。
 当透析センターは、各科の専門医が間近に多数在籍し、病棟・外来とすぐに連携できるという強みがあります。これはまさに総合病院ならではの特徴であり、患者さまには安心して受診していただけます。

 

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